採用情報
京都協立病院では、2019(平成31)年度の新専門医研修制度において、
総合診療科の基幹研修病院として承認を受けています。
徹底的に自己省察を勧奨し、プロフェッショナリズム教育を実践することで、社会の要請に応えられる能力を有し、自律した「医師」として常に高いレベルを目指し続ける医師を養成します。
日常診療においては医療の質にこだわり、あらゆる領域において一定の水準を超えた医療の提供が実践できる医師を養成します。特に高齢者・認知症診療、多職種連携、リーダーシップ、地域志向ケアといった分野において優れた能力を発揮できる人材を育成します。
リサーチ・クエスチョンから研究を企画し実行することができる医師を養成します。京都協立病院の所属法人が京都大学大学院医学研究科社会健康医学教室と提携しており、臨床研究者を養成する土台が整備されています。
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | ||
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1年目 | 施設名 | 市立福知山市民病院 または 舞鶴共済病院 | 市立福知山市民病院 | 市立福知山市民病院 | |||||||||
領域 | 内 科 | 救急 | 小児科 | ||||||||||
2年目 | 施設名 | 京都協立病院 または 舞鶴共済病院 | |||||||||||
領域 | 内科(6か月)+ 総合診療Ⅱ(6か月) | ||||||||||||
3年目 | 施設名 | ふくちやま協立診療所 または たんご協立診療所 | |||||||||||
領域 | 総合診療Ⅰ |
以下の基準でプログラム統括責任者はプログラム全体の修了評価を実施する。
(ア)京都協立病院
当プログラムの基幹病院です。医師過小地域である、綾部市内の中心病院の1つです。一般病床と地域包括病床が52床、回復リハビリ病棟47床、計99床を有するケアミックス病院。外来、訪問診療、急性期~亜急性期の入院医療、リハビリテーションなどを通じてすべての年齢層に対して地域に必要な医療を幅広く展開しています。病病連携、病診連携、また地域の看護・介護事業所などとの連携も良好で、総合診療を地域に展開する上で理想的な環境にあります。総合診療・家庭医療が主体の病院で教育スタッフの理解もあり、臓器別専門医との連携も良好です。
(イ)福知山市民病院
中丹医療圏に位置し、急性期病床296床、回復期リハビリテーション病棟44床、結核病床10床、感染症病床4床もち、周辺地域を含め約10万人の医療圏をカバーする地域で唯一の基幹病院です。地域基幹病院であることから、救急では地域で発生するほぼ全ての一次~三次の疾患を経験し初療と状況により入院加療も経験可能であり、内科系や小児科領域も地域で発生する幅広い疾患や医療ニーズに対応しています。患者の幅広い健康上の問題に身体・心理・社会の各側面からアプローチし、常に新しい知見や根拠に基づいた医療が提供できる組織をめざしています。臨床研修指導にも力を入れ、初期研修指導とともに、後期研修においても総合医・各科専門医の養成をすすめています。
(ウ)舞鶴共済病院
京都北部の地域医療の中核となる病院の一つで、病床数300床の急性期病院です。総合内科(総合診療専門研修Ⅱ担当)は高齢の患者の割合が多く、多臓器にわたる問題を抱える高齢者のマネジメント、肺癌などの悪性疾患の治療や緩和ケアも行っています。内科研修に関しては総合内科の他、循環器内科、消化器内科と協力し、各分野のコモンディジーズや手技の経験が可能です。
(エ)ふくちやま協立診療所
一般外来診療、労災診療もしているが、特徴は訪問診療になります。関連施設との連携で強化型の在宅療養支援診療所を取得しています。非常勤医師の協力も得て月平均70-75件、140回の訪問診療。片道20km強、30分かかる地域もあるなど広範囲。地域の訪問診療医師不足をカバーしています。在宅看取りは、年間7-10件程度。グリーフケア訪問も積極的に取り組んでいます。訪問看護ステーションは隣接しており、定期的にカンファレンスもするなど連携を密にしています。関連病院との病診連携はスムーズであり、その他地域の基幹病院とも病診連携は十分にできています。豊富な在宅症例で、慢性疾患安定期の管理に加え、褥創、感染症など急性期の対応など多彩な経験を積むことができます。また、関連病院での入院担当もすることがあり、一人の患者さんを連続して診療できる継続性を実践、学ぶことができます。電子カルテ導入されており、症例のまとめ、情報共有が容易となっています。
(オ)たんご協立診療所
京丹後市という医療過疎地域において地域医療の一旦を担っています。一般診療は、内科、外科(整外)、小児科の診療を行っており、労災診療では、「振動病」の患者さんに毎日、温熱療法を実施しています。また、在宅医療は、在宅支援診療所3の届出を行い、24時間の在宅看取りも行っています。公益社団法人として、無料低額診療事業の利用も積極的に進めています。なお、当診療所では、指導医不在ですが、ITを利用した遠隔指導が可能であり、専攻医の質を担保する体制を整えています。
玉木 千里(たまき ちさと)
寺本 敬一(てらもと けいいち)
川﨑 繁(かわさき しげる)
湯地 雄一郎(ゆち ゆういちろう)
加藤 雅之(かとう まさゆき)
田川 雅梓(たがわ まさし)
松尾 清成(まつお きよなり)
川島 篤志(かわしま あつし)
阪上 順一(さかがみ じゅんいち)
諸戸 雅治(もろと まさはる)
北川 昌洋(きたがわ よしひろ)
2名
大槻 亘(おおつき わたる)
住所 〒623-0045 綾部市高津町三反田1
電話 0773-42-0440(京都協立病院代表) E-mail ikyoku-jimu@kyoto-kyoritsu.org
なお、2014年度以前に医学部を卒業された方は、こちら「総合診療科(家庭医療学)/総合内科コース 専門研修要項」を参考にして下さい。随時受け入れを行っておりますので、関心のある方はご連絡下さい。
京都北部総合診療専門研修プログラム プログラム統括責任者 玉木 千里