4月に入ったというのに花冷えの日が続いています。
それでも桜の蕾も開き始め、春の訪れを感じられるようになってきました。
先日、当院のリハビリ室の壁も、
雪景色から繚乱の春の花々へと衣替えされました。
スタッフがそれぞれ桜やタンポポ、チューリップなど思い思いの花をつくり、
見た方が心和むような陽春の飾り付けができたかと思います。
春眠が心地よい季節で、毎朝お布団が恋しくなりますが、
新年度で、気持ち新たに頑張りたいと思います!!
リハビリテーション課W
スタッフブログ
2019.04.03
ホスピタルアート 「春」
2019.04.02
院長2年目はサプライズから
2019.03.23
長きにわたりありがとうございました
当院で非常勤医師として勤めていただいた青木医師が
今年度末を以って退職されることになりました。
青木医師は京都大学大学院医学研究科・疫学分野に所属されており、
総合診療・家庭医医療領域の第一線の研究者でもあります。
本日は、研究者という立場から「総合診療・家庭医医療の研究」というテーマで
最終講義をしていただきました。
医師向けの講演でしたが、青木医師の講義ということで多数看護師も参加しました。
ご自身のやって来られた研究成果やこの領域における最前線を教授いただきましたが、
気付けば医局メンバー全員集合していました。
本当に素晴らしい講義でした。
これまで、長きにわたりご支援いただきましたことを、改めて感謝申し上げると同時に、
今後のご活躍を祈念いたします。
医局担当
2019.03.15
諏訪中央病院を訪ねて…私もいつか…
数年来の私の夢の一つ。
あたたかな病院づくりを実践して来られ尊敬してやまない
鎌田實先生がおられる諏訪中央病院見学に、当院の管理者複数名と行ってきました。
初日は奥先生に訪問診療、地域のサロンの様子、支援センターなどを見せていただき、
ボランティアの方や市の職員の方と交流しました。
奥先生の地域の多職種と病院を繋いで地域包括ケアを実践する姿は
機動力、突破力、コミュニケーション力、企画力、リーダーシップ力、
総じて家庭医力ともいうべき能力の高さに溢れ、同じ家庭医として自分の至らなさを思い知らされました。
昼の学習会では、地域ヘルスプロモーションをテーマに鎌田先生交えてディスカッションしました。
地域支援コーディネーターの方からの視点で
市や中央病院とともに作ってこられたまちづくりを概観していただき
大変参考になりました。
午後からの緩和ケア病棟回診では、鎌田先生の存在感、かける言葉の重みと
それらが生むエンパワ力に圧倒されました。
患者さんは鎌田先生と手を触れ、かけられる言葉でまるで魔法にかかったように生命力を吹き返しました。
「私もいつかこうなりたい」また大きな目標ができました。
この二日間いろいろな方とお話しし、受けた恩に報いるためにも
当院をもっともっといい病院にしたいという思いが一層強くなりました。
今回、私の希望に沿って企画をコーディネートしてくださった奥先生はじめ、
総診の先生方には前日の懇親会から文字通り温かいおもてなしで
迎えていただき感謝の気持ちでいっぱいです。
また、2日間留守を守ってくれた本院のスタッフにも感謝します。
院長 玉木千里
(玉木医師の許可を得てFacebookより転載しています)
2019.03.09
見上げてごらん 夜の星を
天文台はいい。
半年ぶりの綾部市「天文館パオ」。
https://www.city.ayabe.lg.jp/tenmonkan/tentaikanbokai.html
20時に病院を出て到着すると、
火星大接近の夏の行列がウソのような、数人しかいない来館者。
明日5ヶ月間の研修を終える2年目医師と一緒に楽しんだ。
オリオン座、おうし座、すばる、ふたご座、しし座…
巨大望遠鏡でしか見えない星雲、星団もいいが、
暗さに慣れた肉眼で夜空を見ると、本当に美しく、
世俗のことはどうでもいい気分になる。
思わずスマホに収めようとするが、全く写らない。(当たり前か…)
でも、肉眼で、その場にいないと見えない、という体験は、
何でもインターネットで見られると勘違いされるこの時代、とても大切なのだと改めて思う。
医局長 門 祐輔
(門医師の許可を得てFacebookより転載しています)
2019.03.06
ひな飾りをつくりました
2019.03.04
『葛藤なくしてソーシャルワーカーにあらず』
綾部市介護支援専門員協議会 実践発表会に参加してきました。
この会は、
『高齢となっても可能な限り住み慣れた地域で、ご本人らしい暮らしを続けられるよう、
各々の役割の中で尽力しているが、在宅療養の支援、看取りにおける支援、医療と介護の
連携における支援などを通してお互いの【強み】や【特色】を共有し合う時間を作り、
地域包括支援ネットワークの輪を広げる』ことを目的として開催されました。
発表前は少し緊張していましたが、
顔見知りのケアマネジャーさんとお話をしているうちに落ち着いてきました。
実践発表は全部で9演題。
在宅や入院生活を支える各所のスタッフが日々尽力されているお話ばかりで、
とても実のある3時間でした。
私の出番は7番目。
当院で関わった在宅復帰支援3ケースと、終末期の意思決定支援3ケースを通して、
日頃「民医連」で取り組んでいる『気になる患者さん訪問』の事などを
織り交ぜながら紹介させて頂きました。
また、この会の趣旨にも挙げられている『看取り』についても、
ソーシャルワーカーの視点でお話させて頂きました。
日頃から自分の最期について、
家族や周囲の方にお話しできる環境づくりが進むといいなと思います。
そのために病院として終末期の正しい知識を発信することや、
その時代に可能な最善の治療を追求していくことが、私たちの使命であると思います。
終わりに「『葛藤なくしてソーシャルワーカーにあらず』という言葉があるように、
これで良かったのか、自問自答を繰り返しています。」と発表を締め括りました。
社会資源や人材が不足している中で、
真摯に患者さんや利用者さんに向き合っておられることがよくわかりました。
良い機会を与えてもらえてよかったと思っています。
よりそい支援連携室(A)
余談ですが…
この日の会場は、綾部駅北側に新しくできた『ものづくり交流館(北部産業創造センター)』。
つい最近まで工事が行われていた新築ピカピカの建物です。
そう言えば、新築特有のあの匂いがしませんでした。
ホルムアルデヒド対策(ホームアルデヒドだと思っていた…。)のおかげでしょうか?
2019.03.03
春ですよ
2019.03.02
がんばりなさい のメッセージ
先日、関西医科大学リハビリテーション合同勉強会が開催され、
当院からは門医師と7名のリハ課スタッフが参加しました。
合計13演題の報告に加え、
今年はシンポジウムもあり様々な分野について学ぶことができました。
当院からは『高次脳機能障害に対するリハビリテーション』をテーマとしたシンポジウムへの参加と、
『自動車運転を再開できた高次脳機能障害の一症例』についての演題報告をしました。
今後の参考になる意見やお褒めの言葉を頂くことができ、実りある勉強会となりました。
必要な方がいればお渡ししようと持参した演題報告に関わる資料は、
一枚も持ち帰ることなく様々な病院や施設のもとへと行き渡り、なんだか嬉しい気持ちです。
今回、同期のスタッフが発表者であったため、この記事を書くことになりました。
「あなたも頑張りなさい」というメッセージを感じています。
がんばります!!
作業療法士K
2019.02.26
それ「ロコモ」かもしれません
先日、開催された医療懇談会は、高槻町の高齢者サロンにお邪魔しました。
今回の講師は、研修医の島田覚生医師。
「突然ですが…」で始まるお話しのテーマは、「それ、ロコモティブシンドローム(ロコモ)かもしれません。」
ロコモとは、足腰の衰えが原因で介護が必要になる可能性が高い状態
またはすでに要介護になってしまた状態をいいます。
最近、よく耳にしますね。
簡単にできるロコモチェックの後、ロコモを防ぐための運動や食事について
お話いただきました。
最後に、続けることが肝心!
「ロコトレ(ロコモーショントレーニング)」に参加者全員でチャレンジ。
医療懇談会は今回が初めての島田医師。
「いつもは外来や入院で治療を目的に患者さんと向き合いますが、
お元気な方の健康に対する質問や悩みを伺ったのは初めてでした。新鮮だったし良い経験になりました。」と。
島田医師は、3月末で研修を終えられて4月からは新しい職場に移られます。
寂しい気持ちは否めませんが、
これからもお元気でご活躍いただくことをスタッフ一同願っています。
綾部健康友の会