スタッフブログ

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2017.11.27

高次脳機能障害者が地域で生きる

綾部市保健福祉センターでの

「脳外傷・高次脳機能障害リハビリテーション講習会」

115人の参加で大盛況。

 


 

私も「高次脳機能障害とは?」という講演で前座を務めたが、

大学院生の我が子が、交通事故で高次脳機能障害・身体障害となった

小児科医 納谷医師の講演が圧巻だった。

 

堺脳損傷協会を立ち上げ、当事者・家族の交流、行政への働きかけ、

我が子を入所させるグループホームまで、他法人に運営させるパワフルさに圧倒された。

http://www.nayaclinic.com/bias/

 


 

中丹高次脳機能障害者と家族の会「さくら」のグループ訓練で、

当事者が変わっていく様子や、私が以前勤めていた京都市内の病院に

リハビリ目的で入院していた、当時高校生(遷延性意識障害、胃瘻、四肢麻痺)が、

数年間の作業所生活や病院の外来リハビリで、

しっかりと自分の言葉で現状報告し、

「これからの目標は歩行と自立した生活」と述べた時には、

ちょっとウルッとした。

本人と親の許可を得て、記念写真とFacebookへアップ。

 


 

メッセージにも書いたが、高次脳機能障害の改善は年単位。

患者・家族同士の交流は極めて有効。

あらためて医療の現場でやるべきことをやり、

福祉関係者や行政との連携を深めようと決意した。

 

 

 

同時に、特に医療保険のリハビリについては、

制度変更の度に期間などの制限が厳しくなっており、

今後さらに規制される可能性がある。

 

必要なリハビリが制限されるようなことがあってはならない。

こちらもきっちり行政へ働きかけていこう。

 

院長 門 祐輔

 

(門医師の許可を得てFacebookより転載しています)

2017.11.22

こんにちは。外来スタッフです。

11月15日(水曜日)に小貝公会堂で『認知症を予防しよう』のテーマで、

医療懇談会を開催しました。

 


 

5名のご参加を頂き、喫煙と認知症の関係についてお話をしたり、

コグニサイズの体操をしたり、みなさんと楽しい時間を過ごしました。

 

 

 

 

その後は、みなさんとお菓子を食べながら、日常のお困りごとや、

病院への要望など聞くことが出来ました。

和気あいあいと、色んなお話をさせて頂く機会になり良かったです。

 


 

 

外来スタッフ

 

 

2017.11.18

京都民医連 看護・介護学会

「民医連らしいチーム医療(サブテーマ:よりそう・ささえる・つなぐ・みんなの力)」のテーマで、

京都民医連 第13回看護・介護学会が、11月12日(日)に京都市内の京都学園大学で開催されました。


 

当院外来看護部、3階病棟、4階病棟、各診療所の研究メンバーが発表しました。

3階病棟では2016年から看護研究チームのメンバー全員が介護福祉士で、

他部署の協力も得ながら、その集大成として発表しました。

 

 

 

 

多くは看護師の発表が多かったですが、

介護福祉士として病棟でも考えるべきケアの内容や、

日々の業務でも活かせそうな事例もあり有意義な学会でした。

 


 

学会の発表の機会が多いのは民医連の良いところでもあり、

学習や取り組みを通じて自己研鑽、成長するという意味では、

「病院に所属する介護福祉士」として大きな意味を持っていると思います。

 

しかしその取り組んだテーマをその時だけで終わらせるのではなく、

今後どのような展望を持って進めていくのか、が重要だと思います。

業務も、ケアも、自分たちの力を発揮する先も、全ては患者さんのため、です。

 

3階病棟 看護研究チーム(T&A)

 

 

 

※あずみの里裁判へのカンパもしてきました!

 

 

 

「あずみの里 裁判」って?

 

2013年12月12日、長野県にある特別養護老人ホーム「あずみの里」の食堂で、

おやつのドーナツを食べた85歳の女性がぐったりし、意識を失っているところを発見されました。

施設職員が全力で救命に努めましたが、2014年1月16日搬送先の病院でお亡くなりになりました。

2014年12月、検察はこの女性の隣で、別の全介助の方のおやつの介助をしていた准看護師の山口さんに対し

「注視義務を怠り、女性を誤嚥させ窒息死させた」として在宅起訴しました。

そんな起訴はおかしい。と無罪を訴えて裁判を闘っているのが「あずみの里裁判」です。

 

弁護団は「注視義務違反は成り立たない」と追及してきましたが、2016年9月には、

検察側は「ドーナツを配膳したこと自体が過失」として、起訴内容を追加してきています。

 

全国からは「こうしたことで罰せられたら、人間らしい介護ができない」

「介護現場が委縮し、ますます介護職員になる人達がいなくなってしまう」

という声も寄せられています。

 

裁判では、死亡原因がドーナツによる窒息であったかどうかも明らかにされていませんし、

施設内の死亡事故を特定の職員の犯罪として責任追及するのは、

介護現場の実態を無視した乱暴なものではないでしょうか。

 

入所者のために一生懸命に介護していても、異変や事故が起きたら、

有無を言わさずに捜査され刑事訴追される。

そんなことが日常的に行われるようになったら、

介護職員は職場を離れ、介護内容での萎縮が始まるではないでしょうか。

 


 

民医連は「特養あずみの里 業務上過失致死事件裁判」で、

無罪を勝ち取るために署名やカンパ活動を行っています。

ぜひ、ご協力お願いします。

 

2017.11.14

お楽しみ献立は、やっぱり…

10月26日のお楽しみ献立は、やっぱり好評の握りずし!

 


 

食欲がなく「どうしたらいいか?」と悩んでいる患者様も、お寿司はパクパクと完食です。

 

 


 

きざみ食の患者様には、具材を刻んだものを準備するのですが、

刻んだ後に、目にも美味しいお寿司に整えるのが、調理師さんの腕の見せ所。

 

 

 

それでも食べるのが難しい患者様には、寿司粥とクリームシチューをご用意しました。

 

 

みんなが笑顔になれる「お寿司」。 魔法の力をもっていますね (*^。^*)

 

 

食事と一緒にセットする名前カードに、時々、患者様がお手紙を書いてくださることがあります。

 


 

内容は、食事の感想や今の体の様子など、いろいろです。

 

お部屋まで御礼に伺うと「感謝の気持ちでいっぱいなんや」と、

優しい言葉をかけて下さることも…。

 

 食事内容でお叱りを受ける事もありますが、

患者様からのお手紙は、スタッフ全員の元気の源。 

みんなで共有できるように、栄養課の中で張り出しています。

患者様からの声を力にして… 来月は何をお出ししましょうか… お楽しみに )^o^(

 

栄養課

2017.11.14

初めての横浜…

先日、横浜ランドマークタワーで開催された、

全日本民医連・検査部門交流会に参加しました。

 


 

初めての横浜。

「どんな都会なんだろう…」とドキドキしながら行ってみると、

総勢137名の全国の民医連事業所の検査技師が集まる、大規模な交流会でした。

 

2日間にわたる大きな交流会で、

講演の内容も盛りだくさんだったのですが、

その中で一番印象に残ったことを報告したいと思います。

 

記念講演「地域包括ケアとは何か~日常診療から考える連携とは~」で

汐田総合病院ケアセンター長の松尾ゆかり先生がお話されていた、

「スルーすることで感度が鈍る」という言葉がとても印象に残りました。

 

私も生理検査で患者さんとお話しする機会が多くあります。

そこで、「この患者さんいつもはよくお話されるのに、今日はあまり話されないな」

「前より足がむくんでいるような…」

「服が汚れてる…。お風呂に入れていないんやろうか」など色んな事に気がつきます。

 

そんな些細な事で…と思わず、患者さんの変化を周りのスタッフに発信し、

連携をとる姿勢が大切なんだ、と考えさせられる講演でした。

 


 

他にも、熊本地震で被災した病院の検査室の報告や、

辺野古の米軍基地の現状、福島の現状報告など民医連らしい報告がありました。

 


 

夜の懇親会では、横浜港を一周するディナークルーズ船に乗って、

食事を楽しみながら交流を深めました。

(台風22号の雨の影響で夜景がよく見えなかったのが残念!)

 


 

神奈川民医連 検査部門のみなさんが企画された、クイズ大会も大盛り上がりでした。

 

 


 

地域包括ケア、在宅医療、災害支援などの様々なシーンで、

「私が検査技師として出来ることはなんだろう?」と考えることができ、大変有意義な時間を過ごすことが出来ました。

 

 

 

 

 

検査課 N

2017.11.13

今年も大盛況

第31回綾部平和健康まつり。

晴天の中、髙津コミュニティーセンターで行われた。

 

いつもながら大人気は体力測定。健康意識の高さが分かる。

 


 

 

でも院長の「健康の話」よりも、手品の方が集客力が高いのはなぜ?

 

 

 

 

 

 


 

 

 

踊りやうたごえの後のトリは「震災原発事故から6年、福島は今」の講演。

 

 


 

 

行動派の元職員の話は、先日福島を見てきた者として引き込まれた。

高浜原発に隣接する、わが綾部の田畑や住まいにとって人ごとではない。

 

院長 門 祐輔

(門医師の許可を得てFacebookから転載しています)

2017.11.10

「小児科ならでは!」の医療懇談会 開催しています 

✿親子で遊ぼう「リトミック教室」

 

10月27日(金)医療懇談会を開催し、保護者6名、子どもさん7名に参加頂きました。

 今回は外部から講師をお招きしての「リトミック教室」。

音楽に合わせて、親子でリズム遊びなど楽しく過ごしました。

 


 

「普段なかなか向き合って遊んであげれないので、

触れ合うことができて楽しかったです。」

 

 

 

 

「体を動かす医療懇も良いと思います。」

「普段あまりリトミック体験をしないので良い機会になりました。楽しそうで参加して良かったです。」

などの感想を頂き好評でした。


 

 

 

 

✿もしもの時にできること

 

7月13日(木)今回も恒例になりつつある「家庭でできる応急処置」を、

当院 副院長 玉木千里医師に講師をお願いし開催しました。

講義には9名のお母さんにご参加頂きました。

 

 

 

人形を使って実際に、人工呼吸や胸骨圧迫(心臓マッサージ)を行ったり、

 

 


 

 

AEDのデモ機を使用しての講習も行いました。

 

 


 

参加されたお母さんからは『お話がためになり勉強になりました』

『不慮の事故などで、我が子を守るためにできることが、身につけられて良かった』

『分かりやすくて良かった。いざという時のために聞いておいて良かった』

などの感想をいただきました。

 

お母さん達が講義を受けている間のベビーシッターにご協力頂いた、

友の会のみなさん。ありがとうございました。

 

小児科スタッフ


 

2017.11.10

リハビリテーション部 新人症例発表会

10月14日土曜日、京都民医連・リハビリテーション部の、

1年目職員による「新人症例発表会」が開催されました。

 

わが京都協立病院からは理学療法士3名、作業療法士1名の計4名が発表しました。

初期研修プログラムの最終課題として、この日のために何ヶ月も前から準備を始め、

リハビリ課の先輩たちに厳しい指導を受けて、課内で発表を繰り返し、その都度、

発表資料の作り直しを行ってきました。

 


 

 症例発表当日は、会場である近畿高等看護専門学校に、京都民医連の各病院より

若手から経験年数30年超の大ベテランまで、総勢100名近いリハビリセラピストが集まりました。

発表を聞きに行く方もとても気合が入っており、開場前から続々と集まってきたため、

慌てて受付をすることとなりました。

 

 

 

 

今年の新人は合計20名と大人数の為、5名ずつ4部屋に分かれ発表を行いました。

発表の持ち時間は7分、質疑応答が13分の計20分となります。

何度も練習を積み重ねてきたため、発表自体は上手く出来ていましたが、

ベテラン勢からの質問に対しては、たじろぐ場面もみられました。

 当院の新人S君は、質問に対しても自信を持って答えており、頼もしい限りでした。

 

今後治療の中で色々難しい問題に直面することがあると思います。

頼りになる先輩たちに協力を仰ぎながら、

患者様にとってより良いリハビリが行えるように、邁進して欲しいと願っています。

 

リハ課 新人症例発表実行委員会   (掲載されている写真は、発表当事者とは関係ありません)

 

以下は当院の発表者の感想です。

 

 *「今回の新人発表を経験して、発表の準備の段階からたくさんの事を学び、

また発表の場でも他の病院の先輩方から貴重なアドバイスを頂き、

治療に対しての意見交換が出来たので、今後の臨床の場で生かせるように頑張っていきたいと思います。」

 

 

 

*「初めての症例発表で緊張したが、自分が行ってきた治療内容を伝えることができました。

患者様の入院から退院までの経過をまとめ、発表したいことを

焦点化することは難しかったですが、今回学んだことを今後に繋げていきたいです。」

 

*「発表を通して、自分では気づけていない事や目を向けるべき所、注意すべき事など

長年の経験からのアドバイスをたくさん頂き、勉強になりました。

もっともっと深く勉強していかないと、という気持ちになりました。」

 

*今回、様々な分野の先輩方から多くの質問やアドバイスを頂けたことは、

自分の視点を変え、視野を広げるとても貴重な経験となりました。

まだまだ知識・経験不足であることを実感できたとともに、

もっと学びたいと感じる事ができました。今年は新人も多いので、互いに切磋琢磨し成長していきたいです。」

2017.11.06

6年半たった福島で…

9/24~9/26までの3日間、福島県で開催された、全国青年ジャンボリー(JB)に参加してきました。

 


 

全国の民医連事業所から約700人の青年職員が集まり、交流を深めると共に、

3.11東日本大震災の当時の状況から原発問題について学びました。

 

 3日間の交流・学習では、フィールドワークで8コースに別れて、被災地を訪れました。

地元の方々に、当時の被害状況や原発問題、これまで取り組んできたこと等、多くをお話頂きました。

 

私は、飯館村・福島の想いコースに参加しました。

 


 

 今回の訪問で、地元の方からは6年半経った現在の思いについて、

「震災で当たり前の日常が変わった。原発事故で家族も知人もバラバラになった。

今も帰ってこない、来れない人はたくさんいる。」 

 

「風評被害や放射能を気にして福島の食べ物は安全とアピールしているが、

食べたくないのもを無理に食べてもらうことはない。怖くて当たり前。

ただ、食べなくても良いから、一度福島の地へ訪れて話を聞いてほしい。

福島の現状を知ってもらえたらそれだけで良い」

 

 「震災前に戻って欲しいとは思わない。

なぜなら震災が無ければ、原発は安全と思い込んでいたから。

これからは原発に頼らない取り組みが必要。みんなで闘っていく」

 


 

「施設や病院が残るのは、いつか現地の方が帰ってきたときに必要な場所になるから。

そして残った住民の支えになる。だからこの地を離れるわけに行かない」

と切実に訴えられていました。

 

今もなお、放射能の危険に晒されながらも、どうすれば普段の変わりない日常が戻ってくるか、

住民の方々は日々、考え、行動されていました。

 テレビや新聞では、震災当初こそ映像を流し、被害の深刻さや原発問題の重大さを報道していましたが、

震災から6年半経った今、その報道の数は減り、最近では「原発は安全なものになった」「復旧は進んでいる」等、

安全性や復興を評価する内容が目立っているようにも感じます。

 


 

今回3日間、現地を訪れることで、これまで知らなかった真実や取り組み、

現地の方の思いを知ることが出来ました。

本当に貴重な体験をさせていただきました。

 

 学びのほかにも、福島の地観光巡りや、美味しいご飯も食べ、

夜遅くまで語り合い、3日間楽しく過ごすことが出来ました!

 

今回学んだこと、聞いたことを多くの方に知ってもらえるよう、

様々な活動を通じてこれからも発信していきたいと思います。

 

よりそい支援連携室(Y)

2017.11.06

協立農園でお芋掘り

芋掘りレクリエーション

 

 10月25日に、協立病院の花壇で育てていたサツマイモの収穫を行いました。

 

花壇の水はけが良すぎたため、上手に育っているかどうか心配でしたが、

合計1.3㎏ほどのサツマイモを収穫することができました!

 

 

患者様と一緒に「実りの秋」を

実感できるレクリエーションとなりました。

 

次回は、このサツマイモを使ったスイーツを作ろうと計画中です!

 

リハビリテーション課OT

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