スタッフブログ

スタッフブログ

2017.10.30

浪江町、南相馬市へ…

全日本民医連「神経リハビリ研究会」オプション企画

「福島第一原発20km圏内ツアー」 時節柄ちょっと迷ったが、来てよかった。

 

 

浪江町は今年3日31日避難解除となったが、なお町の8割は帰還困難区域。

2万2千人の町民のうちまだ200数十人しか帰っていないとのこと。

開いている店はガソリンスタンド2軒のみで、あとはシャッター通り。

除染してあるが、多くの森林地帯は手つかずで、草木の線量が結構高いところも。

 


 

隣の南相馬市小高は、小雨の中秋祭り。

内部被曝線量測定がなされているのが何とも…。

この小高には、GHQの憲法草案に影響を与えた鈴木安蔵氏の生家がある。

 

被曝で売れない牛330頭を飼い続け、絵本にもなった「希望の牧場」。


 

 

「自分たちには起こらないと思っている原発立地地域にこそ見てほしい」

という、牧場主吉沢さんの話は迫力満点。

 

http://www.ehonnavi.net/sp/sp_ehon00.asp?no=104746&spf=1

 

 

原発はベースロード電源なんて、とんでもない!

 

院長 門 祐輔

 

(門医師の許可を得てFacebookより転載しています)

2017.10.30

全日本民医連・神経リハビリテーション研究会 

 

10月20日~21日に福島県福島市で開催された

「全日本民医連・神経リハビリテーション研究会」に参加しました。

 

この催しは毎年、全国の県連持ち回りで開催されています。

全国から医師やセラピスト、看護師などの多職種が参加し、

病院での取り組みを学会発表の形式で報告するものです。

 

 

その他企画として、

東日本大震災から6年間が経過した福島の現状報告や、大学教授による講演がありました。

 

 


 

当院からは、門院長とリハビリテーション課から3名の職員が参加しました。

 

 


 

門医師の報告は、

「改正道路交通法の施行に当たり、抗認知症薬を中止した4症例の検討」。

リハビリ職員は、

「電気刺激を用いた嚥下訓練」「病棟でのリハビリテーションの取り組み」など、

日頃当院で取り組んでいる内容について報告しました。

 


 

実行委員会企画の「震災後放射線問題の中で受傷・発症された患者さんとの関わり」と

題した報告は、原発事故によって生じた問題についてのリアルな報告であり、

「二度とこのような事故は繰り返してほしくない」と訴える地元患者さんや職員の声は、

涙なしには聴くことができない内容でした。

 

どれも原発さえなければ起こらなかった問題であり、

これからの日本の安全保障・エネルギー政策が大きく問われていると感じました。

 

奇しくも参加翌日の10月22日は衆議院選挙の投開票日で、

原発ゼロや安保関連法案を廃案もしくは

ゼロベースで考える政策を掲げた野党が躍進!

今後の明るい日本の未来を見た気がしました。

 

リハビリテーション課 作業療法士

2017.10.13

初期研修お疲れ様でした その3

927日に多職種参加型「研修医 症例検討会」を開催しました。

今回は、初期研修医の医師が

「痛風発作?により歩行困難となった一例」で発表されました。

 


 

医師は、早期に信用できる情報取得の大切さ、

多様な疾患を考慮した精査の必要性、多職種連携の重要性と、

リハビリに限らず食事の様子など、患者さんの傍に行ってその様子を実際に見ることが

とても大切だと感じることができた症例だったと報告がされました。

 


 

最後に「退院まで主治医として関われないが、僕たちの価値観に合わせず、

ご本人の価値観にあった退院支援がされることを願っています」と締め括られました。

 

指導医からは「なんで?をいつも持っていて欲しい。医師はStoryを作るのが大切で、

職種が違うと視点も違う。そこにヒントがあって、それをまとめるのが医師の役割」とアドバイスがありました。

 


 

検討会の最後には、一か月間の努力をたたえて、

院長より臨床研修修了証が手渡されました。

N先生 お疲れさまでした。

 

事務局 吉田

 

2017.10.11

「ほとんど何も見えていない」自分に気づくこと…

先月、福知山再生可能エネルギー市民研究会(FSK)総会がありました。

その後の学習会での講師依頼を受け、

「医療現場から見た原発事故」というテーマでお話しさせて頂きました。

 

人前でまとまったお話をするのは初めてで、

福島の現状を見たわけでもなく、診療放射線技師とはいえ、

放射性同位元素や原発については、普通の人に毛が生えた程度の知識しかありません。

 

 

この日は、総会から参加させていただいたのですが、

「脱原発・原発ゼロ」をめざして、再生可能エネルギーの普及に取り組んで、

実際に行動されている方々の報告を聞き、大変感銘を受けました。

 


 

私は、この依頼を受けてから約1ヶ月半、

数冊の書籍とインターネットで関連する事項を参照しながら学習した付け焼刃ですが、

講演を始めると一生懸命にメモを取っていただき冷や汗がでました。

 


 

多少時間オーバーしましたが、なんとか話し終えることができました。

拙いお話しに耳を傾けて頂いて、ありがとうございました。

 

今回、原発をテーマに学習することで、

普段何気なく過ごしていると「ほとんど何も見えていない」ことに気付きました。

みなさんも是非身の回りの気になることをちょっと深く調べてみてください。

学習することで新しい世界が観えてくるかもしれません。

 

放射線科 上山

 

 

福知山再生可能エネルギー市民研究会(FSK)って?

 

脱原発・原発ゼロを目標に学習会などを企画したり、

再生可能エネルギーの促進・普及を目指す活動をされています。


 

ソーラーシェアリング(農業と太陽光発電の両立)は、

石原の畑で取り組んでおられます。

興味のある方は、事務局の山本さんまで連絡してみて下さい。(電話 0773(27)4877)

 

 

毎日のニュースでは、福島での現状や原発事故のことは報道されなくなってしまいました。

今でも、80000人の方が故郷に帰れないというのに、

自治体の避難計画には私たちの避難経路も確保されない中で、

ひたすら、原発再稼働に突っ走る、国のありようには怒りを感じずにはいられません。

今回の学習会は、原発開発の歴史、福島第一原発で何が起こったのかを

改めて学び直しながら「ほとんど何も見えていない自分」に気付く時間にもなりました。

 

よりそい支援連携室(ひだまりの柚子の木)

 

2017.10.07

秋の味覚 あれこれ

職員用食堂の手洗い場は

ただ今 秋の美味しいもの満載です。

香りにつられてか、動物達も集まってきましたよ。

 


 

象に サイに カバに 犬に…

折り紙名人 I 医師の作品です(拍手)

 

よりそい支援連携室(ひだまりの柚子の木)

2017.10.04

「医療懇談会」を開きませんか?

健康友の会では、各地域の公民館などをお借りして「医療懇談会」を開催しています。

当日は、医師や看護師など病院・診療所のスタッフがお伺いし、

医療や介護のお話、健康相談などを行っています。

 

9月13日には、綾部旧町西地域(あやべ協立診療所ホール)に、

協立病院リハビリ職員がお邪魔して「家庭でできるリハビリ体操」のテーマで、

ワイワイ・ガヤガヤと楽しく体を動かしました。

 


 

9月15日には綾中町公会堂で「認知症について」看護師がお話させて頂いた後、

リハビリ職員の指導で座ったままでもできる体操と、懇談の前には骨密度測定を行いました。

 


 

 

「こんなこと聞いてみたいな」

「体を動かしてみたいな」

などなど「医療懇談会やってみよか?」の時は、

ぜひ友の会事務局へご連絡下さい。

 

綾部健康友の会 事務局

 

 

2017.09.25

新しくなりました!「嚥下パンフ」

2010年に作成した「嚥下パンフレット」を、1年がかりで作り直しました。

 

 

 

誰にでもわかりやすい内容作りをコンセプトに、

「食べること・飲み込むことが難しくなってきた方へ」と表紙を変更し、

誤嚥って何?

食事の姿勢はどうすればいいの?

など、食事に関する内容とイラストを多く取り入れて作成しました。     

 

実際に病院で召し上がって頂いている食事の写真や、とろみ剤を使用した「とろみ濃度表」も載せています。

この「とろみ濃度表」は、全国共通のものなので、他の病院に入院された時にも、

「以前はこのとろみでした」と示して頂けると思います。

 

新しいパンフレットは、外来、3階、4階に置いていますので、ぜひ手に取ってご覧下さい。

 

摂食嚥下チーム会

2017.09.20

祝い膳…敬老の日

9月18日は敬老の日。

地域でもあちこちで、お祝いの会が催されていましたね。

 

もちろん協立病院も「祝い膳」。

お赤飯と小豆粥を召し上がって頂きました。

鮭の塩麹漬けと冬瓜のスープ煮も添えました。

 


 

 

 

 


 

 

 

 

 


 

鮭の形態は普通食、きざみ食、ミキサー食の3種類。

 

きざみ食は、パサパサしないようにしっとりと仕上げています。

冬瓜の皮は固くて、厚くて皮むきが大変ですが、

中は柔らかくて鶏がらスープでコトコト炊くと美味しく頂けますね。

 

戦時中は、食べる物にも事欠く大変な毎日だったみなさん。

戦後は、高度経済成長を働き手として支えて頂いたみなさん。

本当に、ありがとうございます。

 

これからも、味付けはもちろん目にも美味しい献立を、

知恵を出し合って力を合わせて考えていきたいと思います。

 

栄養課

2017.09.11

きれいな満月…

8月30日に作業療法で、レクリエーションを実施しました。

お月見に関するクイズや、飾り作りを、

患者様、スタッフ、看護学生さんも交じって一緒に行いました。

 

クイズはお月見の由来などの問題を三択形式で実施。

皆さん真剣に考えられ、とても盛り上がりました。

 


 

お月見飾りは、山盛りのお団子を作られたり、ススキも細かく再現されるなど、

皆さん工夫されながら、楽しんで作業に取り組んで頂きました。

 

 

 

今回は、少し早目の秋を感じながらのレクリエーションとなりました。

仕上がった作品は、3階病棟4階病棟にそれぞれ飾っています。

お立ち寄りの際は、ぜひご覧ください。

 

リハビリテーション課

2017.09.09

ご協力下さい 「いのちを守る」署名

「どうなる、私たちの暮らし」という学習会に参加してきました。

 

 

主催は「社会保障をすすめる綾部市民連絡会」。

この地域の医療・福祉の充実を、みんなで作り上げていこうと先日立ち上げされた会です。

講師は、京都社会保障推進協議会 事務局次長の園部建史氏で、安倍政権による社会保障改悪の実情と、

全府下で取り組まれている「いのちを守る署名」の意義と到達についてお話しいただきました。

地域の方々はもちろん、現場の職員の方も多数参加されていて、医療・介護のこれからと

今私たちに何が出来るのか、みなさんの思いを深めることができました。

 

 

 

 講演後のフロアー発言では、社会福祉士として日々の業務に関わる中で、

感じていることを事例も踏まえて発言させて頂きました。

「リハビリをして少しでも元の生活に戻りたい」

「リハビリを頑張って自宅でまた家族と暮らしたい」

と入院された患者さんが、この間の医療制度改悪で、希望していた在宅生活が送れずに

ご家族との生活バランスが崩れたり、やむなく在宅生活を諦められるということもあります。

私たち現場のスタッフも、患者さんやご家族の想いを聴いて、少しでも元の生活や

次のステージへ移れるよう支援をしていますが、限られた資源や制度の中では限界も感じています。

 


 

 

今回この学習会に参加して、改めて「社会保障制度は誰のためのものなのか?」

「私たちの暮らしを守るために何が必要なのか?」を考える良い機会となりました。

 

「いのちを守る署名」

みなさんもぜひご協力下さい。

一人ひとりの疑問や暮らしの声が社会を動かすと信じています。

 

よりそい支援連携室(Y)

 

「いのちの署名」とは…

 

医療負担増ストップを中止するよう国に求めること

高すぎる国保料を引き下げること

介護保険料と利用料に負担軽減制度の拡充

老人医療助成制度(マル老)を、1割負担に戻し74歳まで拡充すること

 

などを、京都府に求める署名で、民医連の各事業所で取り組んでいます。

署名用紙はこのピンク色が目印です。

1 37 38 39 40 41 42 43 44 45 49

pagetop

Copyright(c) Kyoto Kyoritsu Hospital All Rights Reserved

公益社団法人京都保健会 京都協立病院

外来診療体制表はこちら

診療科によって、休診日や診療開始時間・終了時間が異なりますので、来院の際は上記の「外来診療体制表」で確認して頂くか、お電話にてお問い合わせ頂くようにお願い致します。

公益社団法人京都保健会

京都協立病院

〒623-0045
京都府綾部市高津町三反田1番地

0773-42-0440

お問い合わせはこちら

無料送迎バス運行表

ウェブカメラ

小児科 Iチケット

無料低額診療事業

Facebook