地域包括ケア病棟の紹介
在宅生活を続けられるように、一時入院を通して患者さま、ご家族さまをサポートいたします
地域包括ケア病棟は、急性期治療後の患者様や、在宅・施設療養中の方々が在宅復帰に向けた効率的な医療・看護・リハビリを行うための病棟です。
4階病棟は地域包括ケア病棟として病床数を52床設けています。急性期の治療を終えられた後、「在宅へ帰る準備をしたい」、「もう少しリハビリを・・・」という要求にお答えしつつ「患者様や家族様に寄り添い支援できる」病棟をめざしています。又、地域や関連する施設との連携を大切にし、亜急性期から在宅への「架け橋」の役割を果たすことを意識しています。
(例)
医療行為や治療内容により、介護保険サービス(ショートステイ等)の利用に制限のある方
在宅で実施困難な検査を必要とされている方
在宅生活を続けるのが一時的に困難な状況にある方
脳卒中や骨折の既往があり、定期的なリハビリテーションを実施した方が望ましい状態にある方
地域包括ケア病棟に入院できる最大日数は、診療報酬で60日と決められています。
この期間内で治療やリハビリを行い、ご自宅へ安心してご退院いただけるよう、医師や看護師、リハビリスタッフ等がご支援させていただきます。
この病棟は「地域包括ケア病棟入院料」となります。
この入院料は、入院基本料・投薬料・注射料・処置料・検査料・画像診断料・リハビリテーション料などが含まれています(食事代は別途料金が必要です)。※詳しくは受付窓口(医事課)にお尋ねください。
高額療養費制度により、月の医療費は上限が定められている方は、ご本人の負担額は急性期病院とほぼ変わりません。
他医療機関への受診には制限がございます。受診が必要な場合や、既に定期受診されている場合は、病棟看護師までお声掛けください。
※在宅支援入院は、当院独自の取り組みです。
在宅で療養されている患者様に、より長く自宅療養を継続いただくため、当院では地域包括ケア病棟を活用した「在宅支援入院」をご案内しています。※入院期間は30日程度を上限にしています。
具体的には、ご自宅で療養中の方への検査、リハビリ目的の入院や、医療の必要性から介護施設では対応できない方への短期入院になります。患者様により理由・形態は様々です。お気軽によりそい支援連携室までお問い合わせください。