先日、横浜ランドマークタワーで開催された、
全日本民医連・検査部門交流会に参加しました。
初めての横浜。
「どんな都会なんだろう…」とドキドキしながら行ってみると、
総勢137名の全国の民医連事業所の検査技師が集まる、大規模な交流会でした。
2日間にわたる大きな交流会で、
講演の内容も盛りだくさんだったのですが、
その中で一番印象に残ったことを報告したいと思います。
記念講演「地域包括ケアとは何か~日常診療から考える連携とは~」で
汐田総合病院ケアセンター長の松尾ゆかり先生がお話されていた、
「スルーすることで感度が鈍る」という言葉がとても印象に残りました。
私も生理検査で患者さんとお話しする機会が多くあります。
そこで、「この患者さんいつもはよくお話されるのに、今日はあまり話されないな」
「前より足がむくんでいるような…」
「服が汚れてる…。お風呂に入れていないんやろうか」など色んな事に気がつきます。
そんな些細な事で…と思わず、患者さんの変化を周りのスタッフに発信し、
連携をとる姿勢が大切なんだ、と考えさせられる講演でした。
他にも、熊本地震で被災した病院の検査室の報告や、
辺野古の米軍基地の現状、福島の現状報告など民医連らしい報告がありました。
夜の懇親会では、横浜港を一周するディナークルーズ船に乗って、
食事を楽しみながら交流を深めました。
(台風22号の雨の影響で夜景がよく見えなかったのが残念!)
神奈川民医連 検査部門のみなさんが企画された、クイズ大会も大盛り上がりでした。
地域包括ケア、在宅医療、災害支援などの様々なシーンで、
「私が検査技師として出来ることはなんだろう?」と考えることができ、大変有意義な時間を過ごすことが出来ました。
検査課 N