スタッフブログ

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2018.12.21

憲法カフェ…憲法を学ぶ機会を身近に

昨日は、勤務時間後に院内で行われた、若手職員主催の「憲法カフェ」に参加した。

若い職員の参加が多く大いに刺激を受けた。

講師は今春の京都府知事選挙で大活躍した福山和人弁護士。

 

 

・高い学費と不十分な奨学金。

・下がり続ける実質賃金と増える非正規雇用。

・消費税増税分が法人税減税に充当され、増える内部留保と格差格差。

・世界の先進国と比較して、異常な状態に置かれた状況のもと、

・自己肯定感や将来への希望が持てず、社会が変えられると思えない日本の若者の現状…

 

そんな前振りの後、じゃあどうすればいいの?

「憲法を知ろう」と本題へ。

 

スマホで「日本国憲法」の条文をカンニングしながら聞いていたが…

http://www.peace-toyama.jp/9jyou/image/pdf/kennpou.pdf

 

・日本国憲法で一番大事な条文は、第十三条「すべて国民は、個人として尊重される」。

 人は「生産性」などに関係なく、そのままで大切な存在である。

 

・「日本国憲法の三原則」は国民主権、平和主義、基本的人権の尊重と習ってきたが、

 これらは第十三条を実現するための手段である。

 

・第二十五条「生存権」は、アメリカ、イギリス、ドイツ憲法にはなく、フランス、

 イタリアでも労働できない人などに限定されている。

 

・第九十九条「憲法尊重擁護の義務」を負うのは6種類の人。

 天皇、摂政、国務大臣、国会議員、裁判官、公務員だが、これは、戦前に戦争を起こし

 国民を弾圧してきた人たち。

 

2012年自民党憲法草案はこの真逆で、国民に憲法尊重義務を押しつけ…

 

 

目から鱗の話の後、グループ討論は大いに盛り上がった。

「根本的には税金の使い方を変える必要があるが、

まずは身近で気になることに取り組んで、成功体験を積み重ねよう」という講師のまとめに納得。

 

 

 

今朝の朝礼はこの話題で持ちきりで、とりわけ若手から

「こんな話は初めて聞いた」

「普段はラインニュースしか見ていないので…」

終了後もいろいろ話をしていたようだが、企画した若手職員は今日もキラキラしていた。

 

院内で、これからも憲法を学ぶ機会をつくろうという雰囲気が出てきたのはすごい。

 

「明日の自由を守る若手弁護士の会(あすわか)」のHPに

「憲法カフェ」のQ&Aが載っている。

http://www.asuno-jiyuu.com

 

こんな時代だからこそ、いろいろなところでこうした取り組みが広がってほしい。

とりわけ若い人たちが中心に取り組めば、大きな変化が起こると実感した。

 

 

医局長 門 祐輔

(門医師の許可を得てFacebookより転載しています)

2018.12.08

スイートポテトを作りました

リハビリのレクでスイートポテトを作りました。

昨年から引き続いて2回目の実施です。

協立園芸で大切に育てた「さつまいも」もほんの少し使って作りました。

 

材料を2.3人一組でまぜてもらいました。「なかなか大変」「難しい」との感想。

 

 

 

綺麗にまぜることができて、一口大に丸めてもらって。

 


 

みなさん思い思いの形のスイートポテトができあがりました。

 


 

 

感想をいただくと、皆さん「楽しかった」と。

 

よかった!

 

リハビリ課S

2018.12.01

個人の命と人権をアドボケートする役割を確認しながら…

昨日は京都北部の関連事業所が一堂に会して、2年に1回開催される

北部地域学術運動交流集会でした。

 

 

 

これまでは、2ブースに分かれて口演を聞く形式でしたが、

合間の時間にもより多くの演題に触れられるという意見を採用して、

今回からポスター形式で3ブースに分かれて発表する形式が採択されました。

今回のエントリーは特別報告2演題を含めて20演題。

忙しい中、準備をされたみなさま、お疲れ様でした。

 

 

特別報告の1つめは、訪問看護ステーションが資源が少ない地域のニーズに応じて

精神疾患や小児難病の看護に取り組む奮闘と、その裏腹の関係にある潜在的な課題

についての報告でした。

もう1つは難病を抱えた寝たきり女性の「在宅で過ごしたい」という希望を支えた

在宅スタッフの感動的な報告でした。

「俳句によって私は走ったり、空も飛べる」の言葉が心に残りました。

 


 ポスター発表については、病院からは、医局や病棟・外来のほかに栄養課やNST、

リハビリ課からの発表がありました。

内容はアドバンス・ケア・プランニング(ACP)から学術研究まで多様なテーマ

での発表でした。

 

 


 事業所からは、症例検討会の取り組みやいくつかのHPH絡みの報告がありました。

そして個別の事例を深め考察で一般化するという感動的な発表も数本ありました。

 


 

最後の優秀ポスター発表選考では、第3位が4演題もひしめき合うという、

予想外の結果に驚きました。

3位までに6演題も入ったというのは、いずれの発表も甲乙つけがたい質の高いもの

であったという証左と言えると思います。

 


 運営側の準備は大変だったと思いますが、日頃大変な業務と医療情勢のなか、

私達はどんな医療を実現するために、医療従事者としての専門性をどこでどんなふうに

発揮しているのか、またこれからどんな医療を提供していくべきなのか、を再確認する

確かな場になったのではないかと思います。

 

そして、これらの活動を通して、民医連医療の2つの柱

・第一の柱:貧困と格差、超高齢社会に立ち向かう無差別平等の医療・介護の実践

・第二の柱:安全、倫理、共同のいとなみを軸とした総合的な医療・介護の質の向上

 (https://www.min-iren.gr.jp/?p=29774)が着実に実践されているという確信を得る

ことができました。

 

この確信をさらなる飛躍へのエネルギーに変え、効率化や生産性に流されやすいこの時代に、

個人の命と人権をアドボケートする役割を確認しつつ頑張っていくことを約束したい、

そんな一日になりました。

 

 

院長 玉木千里(玉木医師の許可を得てFacebookより転載しています)

2018.11.27

全日本神経リハビリテーション研究会in大阪

2018年11月16~17日 大阪で開催された

「第28回全日本民医連・神経リハビリテーション研究会In大阪2018」に

リハビリテーション課から4名の職員が参加しました。

 

当院からは、作業療法士Tさんが

『「目標シート」「感情障害スケール」を用いたチームアプローチ』という演題で、

日頃取り組んでいる内容について発表しました。

よどみのない素晴らしい事例発表でした。

質問もたくさん出されて、発表した甲斐があったと思います。

(写真では会場が大きくて人がまばらですが、大勢参加されていました。)

 

 

 

特別講演は、病院のリハと在宅でのリハの連携について、

改めて考えさせられる内容でした。

入院中から活動や参加について、具体的に目標を設定していく重要性を再認識しました。

 


 

来年は長野の飯田市で開催されるとのこと。

全国の取り組みを知れる、刺激的な良い機会だと思いますので、

当院からも複数の演題を持ってたくさんのスタッフ(病棟スタッフ含め)が参加できればと、

今から楽しみにしています。

 

 

リハビリテーション課 Y

2018.11.26

11月の行事食

朝晩の冷え込みを感じるようになりましたね。

紅葉も進み、冬の足音がすぐそこまで聞こえてくるようです。

 

行く季節を惜しみつつ、少しでも秋を感じていただけたら…と

今回は「もみじ弁当」を召し上がっていただこうと企画しました。

 


 

炊き込み御飯とお刺身や様々なおかずを詰め、

お粥の方には旬のさつまいもを使用した「芋粥」を準備してみました。

 

 


 

もみじカードも添えて…。

 

たくさんの「おいしい」の声を聞かせていただき、またまた、元気を頂きました。

これからますます寒さが増していきますね。

体調などお気を付けてお過ごしください。

 

栄養課

 

 *新人管理栄養士Yさんのブログデビューです。(拍手)

 これからも投稿よろしくお願いしま~す。

 

 

2018.11.24

多職種参加型症例検討会

初期研修医の小林拓人医師が

「死を目前にして」というテーマで発表をおこないました。

 

 

発表事例は、非癌患者さんで認知症などのない超高齢者の看取りという、

稀なケースで非常に扱いが難しいものでした。

 

ご本人の思い、ご家族の思い、医療者の思い…

それぞれが混在する中で、患者さんが尊厳ある最期を迎えるために、

多職種でどういう関わりができるのか?を、正面から問うチャレンジにあふれた内容でした。

 


 

発表後はそれぞれの立場からの発言で、より深めることができたのではないでしょうか?

 

 


 

小林先生 お疲れ様でした。

京都に戻られてもお元気でご活躍下さい。

 

医局担当

2018.11.17

糖尿病教室 

今回の糖尿病教室は… 前川医師のお話です。

テーマは、

「シックデイってなあに?

 下痢をしている・風邪をひいたとき そんな時に慌てないために」。

 


 

『シックデイ』とは 病気の日・調子の悪い日のことをいいます。

そういう日は、低血糖や高血糖になりやすいのですが、 

個人差があるので、正しく判断することがポイントです。

自己管理で不安を感じることがあったら、医療機関に相談することも大切ですね。

 


 

もしかして…この似顔絵は、前川先生自身でしょうか?

 

 

お楽しみのお食事のテーマは『簡単料理』。

 


 

●チーズ焼きライス…ひじき惣菜を混ぜるだけ。上からスライスチーズを載せるだけ。

●モズク汁…お汁にモズクを入れるだけ。

●千切りサラダとカニかまぼこ入りサラダ…千切りはもどすだけ。歯ごたえがいいですね。

●ホイル焼き…魚の切り身やお肉と野菜を一緒に包んで蒸し焼きにするだけ。

       お味噌を入れたり、ポン酢をかけるだけで栄養満点です。 (*^。^*)

 

体調の悪い時には、ご飯作りも億劫ですが、ちょっとした工夫で美味しく頂けます。

一度、チャレンジしてみて下さいね。

もちろん、無理はなさらないように。

 

栄養課

2018.11.15

敬老の日 お祝い弁当

9月15日 敬老の日。

お祝い弁当を召し上がって頂きました。

 

練って… 混ぜて… 色付けして… 何ができるでしょうか?

 


 

 


 

 

 

 

美味しそうな和菓子ができました。

 

リハビリさんと患者さんに作ってもらったカードも添えて…

 


 

お赤飯に飾り切りの野菜。

可愛い和菓子が色を添えて…。ニッコリ笑顔 喜んで頂けたでしょうか。

 

少しでも食が進んで、退院の日が早くなるように願っています。(*^。^*)

 

 

栄養課

2018.11.13

友の会日帰り旅行…伊根舟屋遊覧と元伊勢籠神社へ ②

 2018/10/20(土) 

朝から雨が降っていて「どうかな…」と心配しましたが、

参加されたみなさんの、日頃の行いが良いのでしょう!

徐々に青空になり良い天気の中、楽しむことができました。

 

伊根湾遊覧では、映画のワンシーンの様なカモメの襲来に合い少し怖かった。

でも、海から見た舟屋は陸地からは味わえない風景が見れ満喫しました。

 

 

昼食後、「どんな病気でも治してくれる」と言う井戸水がある真名井神社に。

 

成相寺は急な登り坂を登り五重塔、

そして、展望台から見た天橋立は大変美しかったです。


 

 

途中にほうりん坊に出会い、海ではトビウオが跳ねて…

気分を悪くする人もおられず、楽しく良い一日となりました。

 

外来 芦田初美

2018.11.13

友の会日帰り旅行…伊根舟屋遊覧と元伊勢籠神社へ ①

 恒例の友の会日帰り旅行。

今年は、2回に分けての実施となりました。

 

 1班 2018/10/18(木)マイクロバス2台に分乗して40名が参加しました。

 

天気に恵まれ晴天、伊根遊覧で伊根湾を遊覧。

カモメのエサが「かっぱえびせん」にはビックリ!

カモメの襲来を楽しみました。

 


 

昼食は定番・松井物産本店ですき焼き。

会員さん達とワイワイガヤガヤ。おしゃべりに花が咲き。

 

昼食後の自由時間は、竜神さんが下りたという真名井神社へ。

「どんな病気でも治してくれる」と言う水を頂きました。

「これを飲んだら医者いらずかなぁ」と、一同苦笑い…。

 

 

成相寺参拝では、かなりの登り坂に息をきらしましたが、

展望台からの景色は最高!

 

 


 

ハレーに乗ったイケメンにも出会えて…楽しい1日でした。

 

みなさんも是非友の会へ。ご一緒に旅行へ行きませんか?

お待ちしています。

 

外来 瀬尾百合子

 

 

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