スタッフブログ

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2018.04.17

嚥下を考える会・綾部グループ 学習会 開催

先日「嚥下を考える会 綾部グループの学習会」を、さくらホームさんをお借りして開催しました。

この会は『嚥下障害を有する方にも、安全においしく食事を食べてもらうための勉強会と、

地域の事業所が集い顔の見える関係形成の場』を目的に取り組んでいて今回で4回目となります。

 


 

前回は 綾部ルネス病院と当院で企画担当をしましたが、

今回からさくらホームさんにも運営に携わってもらうことができ、幅が広がり嬉しい限りです。(*^。^*) 

 

参加者は、栄養士9人 調理師3人 言語聴覚士1人。

内容は…

 第1部は、酵素の作用を利用して、食材の繊維を軟らかくする調理実習。

                 3品(きゅうりの酢の物・豚肉の生姜焼き・根菜煮)を作りました。

 


 

 

 


 

第2部は、 1部で作った料理と、各施設・病院が持参した「嚥下食対応の手づくりおやつ」を食べながら、

毎日の安全な食事作りの工夫や悩み事の意見交換をしました。

 


 

 参加者からは「講義だけではなく、実際に実習することでイメージがつきました」

「同じ地域の事業所の方と交流や意見交換できてとてもよかった」と

感想が出されていました。

 


 

 少しずつですが、近隣事業所の「食」に携わるスタッフ同士、顔の見える関係が広がっていることを嬉しく感じつつ、

今後に繋がる取り組みが出来るよう内容も考えていけたらと思っています。

 

 


 

 

 

次回は、 秋頃に予定をしています。

 

 

栄養課

2018.04.10

ようこそ京都民医連へ・・・新入職員研修

春 4月 

北部の民医連事業所では、医師1名、看護師5名、作業療法士1名、理学療法士2名、

社会福祉士1名、介護福祉士1名、事務2名 計13名の新入職員を迎えて新年度がスタートしました。

 

4/2と4/3は京都市内での入職式と研修へ朝7時に集合してバスで出発。

4/3は当院で北部地域の民医連事業所の歴史、健康友の会、医療安全、感染予防の学習と、

午後からはふくちやま協立診療所、あやべ協立診療所等の見学をされました。

 

 

仕事を覚えて新しい人間関係に慣れるまでは大変かもしれませんが、

「新人」と呼ばれる期間はアッという間です。

わからいことは何でも聞いて、緊張感を楽しみながら業務にあたって欲しいな…と応援しています。

 

 

よりそい支援連携室(ひだまりの柚子の木)

 

2018.04.05

関西医科大学リハビリテーション合同勉強会

2018年3月31日、関西医科大学リハビリテーション合同勉強会に、

当院から院長と8名のリハ課スタッフが参加してきました。

全体で13演題の報告があり、急性期から生活期までの様々な分野について学べました。

 

当院からも、IVES、tDCSという医療機器を用いた治療経過を報告しました。

今後の参考になる意見も頂けて、実りある勉強会になりました。

若手も大いに刺激を受けたようです。今後に期待です。

 

 

 

リハビリテーション課 課長

2018.04.05

ホスピタルアート 第3弾!

 

今回は「春」をテーマに蝶や蜂、シャボン玉をリハビリ課の職員で作成しました。

蝶やシャボン玉も色々な大きさや色で明るい雰囲気が出るように工夫しました。

 

 

また、立体感を出すために水風船も使いました。

蝶は意外と難しく、(一部)不格好な蝶も見られますが、

患者様の喜ぶ顔がみられるように精一杯作りました。

 

春らしい明るいリハビリ室になり

患者様のリハビリ意欲向上に繋がればいいと思います。

 


 

 

 リハビリテーション課 O

2018.04.03

あやバスのバス停 敷地内へ

わが綾部(あやべ)市内を縦横に走るあやバス。

今日は、これまで交通量の多い府道にあったバス停が、病院玄関前に設置された初日。

 

 

 

高齢化率が4割近くになった綾部市では、高齢者の運転免許証の返上が目立つ。

田舎なので自らあるいは家人の車で来院する人が多いが、

調査すると意外にあやバス利用者がいることが分かり、

この数年来「バス停を病院前に」と綾部市へ要求してきた。

しかし出入り口が1カ所ではバスをバックさせないと出られず、

事故の心配があることがネックだった。

 

 2年ぶりのダイヤ改正で市から声がかかったのを機に、

本院が工事費を負担し新たに出口を作り構内の補強をして実現した。

これで雨や雪の日も病院内でバスが待てるし、

交通量の多い府道を横切って来院しなくてもすむ。

1時間に1本とはいえ、綾部市内では最も本数の多い路線の一つ。

患者・家族の利便性・安全性が高まり、

あやバスの収益増にもなるので、是非多くの人に利用してもらいたい。

 

 

 

仲介していただいた市の担当者は昨日付で定年と言っておられたが、

私もこれが院長としての最後の仕事となった。

 

本日付けで院長交代し、今後は玉木医師の若くて柔軟な指導力に期待しつつ、

私も一医師として、引き続きこの地域の医療のために頑張りたい。

 

 

医局 門 祐輔(門医師の許可を得てFacebookより転載しています)

2018.03.28

友の会と会員さんの架け橋…配達協力員さんの集い

綾部健康友の会では、「友の会だより」を地域の会員さんに配って頂いている

「配達協力員のつどい」を毎年1回開催しています。

 

現在99名の方にご協力頂いていますが、今回 集まって下さったのは20名のみなさん。

ささやかですが準備させて頂いた昼食を食べながら、日頃の配達での様子や苦労話しなどを交流し、

「いい運動になっている」

「会員さんとおしゃべりするのが楽しい」などの声が出されました。

 

その後、沖縄の基地問題のビデオを見た後、医師より「眠り」などの健康講座をして頂きました。

 

初めて参加された方もあり、和気あいあいと交流し楽しい時間となりました。

 

 

 

地域の会員さんと友の会の架け橋をしていただいている協力員さん。

いつもありがとうございます。

これからもどうぞよろしくお願いします。

 

事務局 (T)

 

2018.03.27

糖尿病にも関係あるんです。筋力の低下・・・

3月14日 『サルコペニアって? ~自宅で出来る転倒予防体操~』のテーマで、

糖尿病試食会・講座を開催しました。

 

サルコペニアとは、加齢や疾患(病気)などで筋肉量が減少することで、

握力や下肢筋・体幹筋など「全身の筋力低下が起こること」をいいます。

サルコペニアになると筋肉が少ない状態なので、血糖を利用しにくくなって、

糖尿病になりやすい・悪化しやすいと言われています。

そうです。筋肉量は糖尿病にも関係しているのです。

 

そこで、今回は当院の理学療法士を講師に、室内で出来るレジスタンス運動

(筋肉に不可をかけたトレーニング)を教えていただきました。

 

 

 「どこを伸ばしたらいいの?」

 「結構 きついなー…」

 「私は いつも 足指運動をしているで…」

 

参加者も質問しながら個々に合った方法の指導を受け楽しく体験ができました。

 

お待ちかねの試食タイム。

筋肉をつけるためにはバランス良い食事とたんぱく質が大切!ということで、

今回はたんぱく質を補う方法を紹介させて頂きました。

 


 

献立は…

 蒸し鶏の南蛮漬け(水煮大豆も入れました。すぐに使えるので便利ですね。)

 豆苗と青シソのサラダ(オリーブオイルで和えることで、ビタミンの吸収率もアップ。)

 アサリの豆乳みそ汁(だし汁の代わりに豆乳を使いました。冷めても美味です。)

 


 

 

豆苗は生でも使えて手軽で、価格も安定、栄養価も豊富。

その上、カットした後からもう一度芽がでるので2回も採れてお得感いっぱいです。

アサリのむき身も、冷凍を使えばお手軽ですね。

 

しっかりタンパク質をとってレジスタンス運動も取り入れて、

筋力低下を予防しながら療養生活を送りたいものですね。(*^。^*)

 

 

栄養課

2018.03.14

とろみのムラをなくしたい

先日、ミキサー食のとろみ学習会を開催しました。

当日は、言語聴覚士と栄養課が参加。

 


 

とろみのつけ方はなかなか難しく、とろみのムラをなくすのに一苦労です。

 

そこで「簡易とろみ測定版」を使って、

魚のあんかけ、野菜の煮物、バター炒めなどを測定してみました。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

これからも安心、安全な料理を患者様に届けていきたいです。

 

栄養課

2018.03.05

灯りをつけましょ ぼんぼりに・・・「桃の節句」の行事食

2018年3月2日 一日早い「雛祭り」の行事食を召し上がって頂きました。

献立は、ちらし寿司、サンマの塩焼き、みそ汁、ピーチフルーチェです。

 


 

 

お粥の方はちらし粥を準備しました。


 

 

 

以前はなかなか難しかったとろみの調節も

最近では調理師も自信満々に手早く作れるようになりました。

栄養課

 

 

2018.02.27

北部のSW実践報告発表・・・地域間格差の発信を

2/22京都キャンパスプラザにて「京都ソーシャルワーカー事例発表会」が開催され、

よりそい支援連携室のMSW3名で参加させて頂きました。

 

 

 

今回は『京都府北部のソーシャルワーカー実践報告~実態調査アンケート報告をもとに~』というテーマで、

丹後圏域と中丹圏域内の病院に勤務するソーシャルワーカー(または連携室担当者)を対象に行ったアンケートをまとめ、

当院のよりそい支援連携室の大槻課長と、京都ルネス病院の佐藤氏が共同で、京都府北部の現状を報告されました。

 


 

病院の数、専門科、医師・看護師を始めとする医療スタッフ数、

退院後の受け入れ先となる社会資源、すべてにおいて京都市内に比べ不足していることや、

『越冬』という北部地域特有の環境から、入院患者の受け入れや退院支援に困難を来たしている実態が明らかになりました。

 

また、大槻課長が発表された『在宅生活を支え切れなかった事例』では、

どこに居住しているかで当然生活の質は左右されるのに、

社会的・環境的要因は認定段階では加味されないという介護保険の課題や

生活保護制度での縛りを受け、在宅生活が継続できなかったケースが取り上げられました。

 


 

空きベッドがないという理由で入院ができなかったり、

介護サービスの不足が原因で自宅に帰ることができなかったり、

都市部に比べこの地域では、まだまだ地域包括ケアシステムの確立には程遠いところにあるようです。

今回の報告で、「初めて北部の大変な状況を知った」という声も多く聞かれました。

 

今後も『人権尊重・無差別平等の医療・福祉を提供する』京都協立病院のソーシャルワーカーとして、

都市部との格差問題を発信し続けていこう…と帰途につきました。

 

よりそい支援連携室(A)

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