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京都府北部の医療を… 実習の中でふれてみよう!
京都府北部の民医連は綾部市にある京都協立病院と4つの診療所(あやべ協立診療所、ふくちやま協立診療所、 まいづる協立診療所、 たんご協立診療所)、その他、訪問看護ステーション等9施設で医療を展開しています。
それぞれの施設が、患者さんや地域の方々の要求に基づき、地域の特殊性を生かし、共同の営みとしての医療をおこなっています。
私たち民医連では、医学生のみなさんが、冬・春・夏休み等を利用した、病院や診療所等での実習(見学)を、広く受け入れています。
医師としてのイメージをふくらませるために、また将来、地元に帰って医療をしたいと考えているみなさんのために、実習は良い機会になると思います。
患者さんを中心にしたチーム医療、大学病院とは一味ちがう地域医療などヒューマニズムあふれる民医連の医療活動を体験してみませんか。
実習にぜひ来て下さい!
私が京都民医連に入職した一番の理由は、患者さん中心の医療を実践できるところだと感じたからです。実際に働いてみると、医療を取り巻く社会情勢は厳しく、患者さん中心の医療を実践する上で数々の困難があることを知りました。しかし、そのような厳しい現実の中でも、職員一人ひとりが患者さんのことを思って行動をおこせば、その困難を乗り換えるための大きな力が生まれることもわかりました。みなさん、我々とともに患者さん中心の医療の実現を目指して頑張っていきませんか?患者さんはあなたを待っています!
京都協立病院内科医 玉木 千里(滋賀医科大学2001年卒)
綾部市は、地域がとても広いわりには交通手段も乏しく、医療機関も少ないところです。そして、高齢者の方が多いことも事実です。入院中の患者さんがいざ退院するとなった時に、帰るべきところがなかったり生活に必要な条件が、なかなか揃わなかったり…と、一人の患者さんが、退院し地域に帰るまでの過程には様々な困難が待ち受けています。また、病院に来たくても来ない、来ることができない状況にあることも現実です。
ただ単に病気だけを診るのではなく、こうした背景や社会問題に、医師や看護師だけでなく様々な職種の人たちが、それぞれの専門性を生かし、病院、地域全体で患者さんに関わりをもっています。「人間が人間らしく生きること」「人の命」「生きる権利」を、地域の人々が学ばせてくれます。
ぜひ、みなさんも一度、私たちの”民医連医療”の姿を見にきて下さい。
京都協立病院病棟看護師
「外来」-「入院」-「在宅」の一連の医学管理が見学できる
「地域医療」と言ってもその土地・地域によって求められることが異なります。京都府北部での「地域医療」を、苦労しているところも含めて見に来て下さい。
患者さん中心のチーム医療を体験できる
「そこにいる患者さんによくなって帰ってもらう」そのために、様々な職種のスタッフが一緒に患者さんのことを診ていく。 そのチームリーダである医師の役割・魅力を体験して下さい。
家庭医療を実践・体験できる
京都で唯一(09年4月時点)家庭医を目指すための学会認定後期研修プログラム内の1施設つとして、現在、家庭医療学会認定指導医のもと、後期研修医を受け入れています。
また、関連事業所であるたんご協立診療所でも家庭医療学会認定指導医のもと、後期研修医を受け入れています。
詳しくは「京都家庭医療学センター(KCFM)」のホームページをご参照下さい
ぜひ、一度、私たちの医療”現場”を見にきて下さい。きっと、あなたの『医師像』のイメージづくりに役立つと思っています。