スタッフブログ

2020.03.14

在宅介護のプロフェッショナル~家屋評価に同行して~

本日十数年ぶりに当院のリハビリスタッフとソーシャルワーカに同行し、私が受け持つ入院患者の家屋評価に参加した。


患者さんは、もともとADL(日常生活自立度)自立で独居生活をしていたが転倒で骨折し、現在当院の回復期リハビリ病棟に入院中の高齢男性。諸事情により、残念ながら病前より大きくADLを下げ、車椅子移動レベルでの帰宅予定となっている。


そこで目の当たりにしたのは、倒れたときそのままの所狭しとモノであふれた居室をテキパキと片付け、家具の配置を決め、車椅子移動での動線を確保していく在宅介護のプロたちのとても「格好いい」姿だった。そう、それは日頃の病棟での姿とはまた一味違った紛れもないプロの仕事であった。

 

 

私はスタッフのその「格好いい」姿を、ぼーっと突っ立ってただただ羨望の眼差しで見入っていた。そして、帰りは患者さんが病棟で飲むのを楽しみにしているインスタントコーヒーを賞味期限を確認して持って帰ってくるちゃっかりさ。終始脱帽。

 

今回のような経験は普段病棟で仕事をしているとなかなか鍛えることができない、「している」ADLと「しなくてはならない」ADLの隙間を埋める想像力の訓練になる。また、このような過程を終えてすでに何もかもが整備されているご家庭にいくため、実は訪問診療をしていても未整備の状態を想像することはなかなか難しい。

 

今回の訪問を終えて在宅スタッフはいつもこの過程を経て、訪問診療ができる環境をお膳立てをしてくれていることに自然に思いが至った。改めて在宅スタッフに感謝!

 

(写真は患者さんの許可をいただいて掲載しています。)

 

院長 玉木千里

2020.03.09

ひな祭りの行事食

3月3日はひな祭りです。

協立病院では3月4日…と1日おくれましたが、ひな祭りの行事食を行いました。

 

 

 

ちらし寿司はひな祭りにならって3食に、花人参も添え彩よく仕上げました♪

3食ゼリーと可愛らしいカードも一緒にお盆にのせました☆

おいしいとの声や素敵な笑顔を見せていただきました。

 

少しずつですが、暖かい日が増えたように思います。

早く暖かい春が来ますように・・・

 

栄養課

2020.03.02

作業療法学会で実践報告をしました

2月16日に京都市内で開催された「第7回京都府作業療法学会」に参加しました。

この学会に、当院よりリハビリ課作業療法士3名が参加しました。

その中で2年目のスタッフが日頃取り組んでいる内容を実践報告してくれました。

 

 

発表前はなかなかトイレから出て来ないので心配になりましたが、

本番では大勢の前で堂々と報告をする後輩の姿を見て頼もしい限りでした。

その場を共有できたことは、私たちも良い刺激になりました。

明日からの業務が頑張れそうです。お疲れ様でした。

 

リハビリテーション課 作業療法士F

2020.02.21

協立病院HPH大会を開催しました

京都協立病院は11月1日にHPH(ヘルスプロモーションホスピタル)国際ネットワーク加盟病院となりました。

HPHは、健康増進を患者さん・地域・病院職員ですすめていく

WHO(世界保健機構)が推奨する国際的な病院ネットワークです。

1986年、カナダのオタワにおいて第1回ヘルスプロモーション世界会議が開催され、

その成果がオタワ憲章としてまとめられました。

憲章のなかで、ヘルスプロモーション(HP)は、

「自らの健康を決定づける要因を、自らよりよくコントロールできるようにしていくこと」と定義しています。

 

HPHとは、日本語訳すると「健康活動支援拠点病院」となり、

その意味は、地域の健康づくりには、その地域の病院が拠点となることがどうしても必要だということです。

なぜならば、健康に関して最も知識と技術と人材を病院が有しているからです。

 

 

 

当院ではHPH加盟にさきがけて、昨年の5月にHPH推進委員会をたちあげ、

本年の1月30日に院内第1回HPH大会を行いました。

HPHの3つの活動(地域の視点、患者の視点、職員の視点)にそった13演題の研究と実践をポスターにまとめ、

ポスター発表と発表ごとに質問、感想を出し合い、活発に論議を行いました。

 

 

 

 

ベストプレゼンテーション賞に4演題が選ばれました。

第1位 

 外来「企業への出張ワクチン接種の取り組み」

第2位 

 外来(小児科チーム)で「子育てママの肩こり、腰痛改善体操を実践して育児を楽しもう」

第3位 

 よりそい支援連携室「制度・社会資源ハンドブックの作成と活用による、職員・当事者のエンパワメントの向上」

 技術系部署合同の「塩分摂りすぎていませんか?」

 

今後は協立病院や健康友の会が長年培ってきた健康づくりの取り組みを世界に発信するととともに、

健診活動や健康なまちづくり活動をいままで以上に進めていきます。

 

次年度は地域での健康増進教室も計画しています。

ぜひ患者さまや地域の方も健康づくりにご参加ください。

 

HPH推進員会事務局

2020.02.05

鬼は外、福は内! 節分の行事食

2日早い節分の行事食をしました。

ちらし寿司とちらし粥は恒例です。今年の豆は黒豆ムースを作りました。

甘く炊いた黒豆をミキサーにかけ、生クリーム、砂糖、ゼラチンを混ぜてふんわり固めます。

上から黒豆をトッピングして出来上がり。

 

 

 

 

 

「今日は何の日やったかいなぁ~?」と首をかしげられましたが、

説明すると納得していただき、

「どうりで今朝は寒かったなぁ~。こんなご馳走食べたら、体も温まるわ」

 

鬼は外!! 福は内!!     

早く回復されますように。

 

栄養課

2020.02.01

節分の「鬼のお面」

「1月は行く」と言われているように忙しなく過ぎていく毎日ですが、

先日ほっこりするイベントがあったので紹介させて頂きます。

 

月に1回開催している作業療法レクリェーションですが、

来る「節分」に備え、今月は「鬼のお面」を作りました。

 

 

丁寧に飾り付けまで行われる瞳は真剣そのもので、十人十色の作品となりました。

色とりどりの愛らしい鬼に出会え、一足先に春の訪れを感じることができました。

 

リハビリテーション課(I)

2020.01.10

新春のおせち料理

あけまして おめでとう ございます。

 

お正月と言えば「おせち料理」

今年は協立病院で新年を迎えることになられた患者様にお正月を味わっていただこうと、

おせち料理を作りました。

 

 

縁起物の 数の子・きんとん・黒豆・・・新しい年 健やかな一年を願いながら…。

黒豆は綾部産✨皮まで柔らかく刻み形態の方にもそのままの形で召し上がっていただきました。

 

 

元旦~2日までは正月メニューでした。少しでもお正月を味わっていただけたら嬉しいです。

早く お元気になられますように・・・

 

栄養課一同

2019.12.29

クリスマスの行事食

クリスマスの行事食をしました。

もも肉を酵素液に漬け込んで柔らかくし、照り焼きに仕上げます。

コーンスープとケーキの替わりに練り切りツリーも添えて召し上がっていただきました。

 

 

栄養課

2019.12.28

教育委員会主催 第1回「接遇マイスター」表彰!

今年の病院忘年会の企画です。

協立病院では初の試みとして「接遇マイスター」の表彰が行われました。

これは職員がみて「よかった接遇」の内容を可視化してマイスター賞として表彰する取り組みです。

 

11月18日~12月7日に各職場や食堂に投票箱を設け、気軽に投票してもらうようにしました。

今回は「接遇マイスター」として2票以上投票のあった方(全11名)と、キラット見つけた大賞1名が表彰されました。 

表彰されたマイスターは、★シールを名札に貼ってもらうことになります。

引き続き他の職員の見本となって親切で丁寧な医療をリードしてください!! 

 

 

 

教育委員会

2019.12.24

糖尿病教室『~バイキングで~望年会』

いよいよ カレンダーが最後のページとなりましたね。 

1年間 病気とうまく付き合いながら 療養できましたか?

 

今年最後の 糖尿病教室 『望年会』を開催しました。

会場は レストラン 京りつ にて (本当は会議室なのですが・・)

 

 

 

食事は バイキング (^^♪) 

好きなものを好きなだけ 満腹するまで・・・とは いかないのが 糖尿病

手もとの資料を見ながら、

 表1は 3~4単位

 表3は 少しおまけも含めて 2.5単位

 表6の野菜は お変わり自由の食べ放題!

 

 

 

 

 隣の人のお皿も気になりながら 

「何をよばれよー」

「私も そのだし巻き頂戴」

「そばも美味しそうやわ」

なんて 会話をしながら 楽しく選んでいただいたあとは

各テーブルでお食事タイム! 会話も弾み 楽しい時間となりました。

 

その後は少しお勉強

クリスマス・お正月と、美味しい食べ物が待っています。

お餅やみかんなどの話や、寒くなってきますが室内でも筋肉を使う

レジスタンス運動を頑張りましょうと、〇×クイズをしながら学んでいただきました。

笑顔で皆さん帰っていかれたのがうれしかったです。

 

また来年糖尿病教室でお会いできるのを楽しみに待っています。

 

京都協立病院 糖尿病グループ一同より

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