先日「嚥下を考える会 綾部グループの学習会」を、さくらホームさんをお借りして開催しました。
この会は『嚥下障害を有する方にも、安全においしく食事を食べてもらうための勉強会と、
地域の事業所が集い顔の見える関係形成の場』を目的に取り組んでいて今回で4回目となります。
前回は 綾部ルネス病院と当院で企画担当をしましたが、
今回からさくらホームさんにも運営に携わってもらうことができ、幅が広がり嬉しい限りです。(*^。^*)
参加者は、栄養士9人 調理師3人 言語聴覚士1人。
内容は…
第1部は、酵素の作用を利用して、食材の繊維を軟らかくする調理実習。
3品(きゅうりの酢の物・豚肉の生姜焼き・根菜煮)を作りました。
第2部は、 1部で作った料理と、各施設・病院が持参した「嚥下食対応の手づくりおやつ」を食べながら、
毎日の安全な食事作りの工夫や悩み事の意見交換をしました。
参加者からは「講義だけではなく、実際に実習することでイメージがつきました」
「同じ地域の事業所の方と交流や意見交換できてとてもよかった」と
感想が出されていました。
少しずつですが、近隣事業所の「食」に携わるスタッフ同士、顔の見える関係が広がっていることを嬉しく感じつつ、
今後に繋がる取り組みが出来るよう内容も考えていけたらと思っています。
次回は、 秋頃に予定をしています。
栄養課